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僕には癖が結構あって、なかには恥ずかしくて人に言えないようなもの、いや、だからこそ癖というのかもしれないが、とにかく癖がたくさんある。
僕の中で一番役にたっている風変わりな癖が「左右確認」である。余談だが、一応発見した癖にはそれぞれ、ちゃんと名前をつけている。「時計探し」「ピアノ式連射」「切なげな音」などいろいろあるのだが、それはおいといて、「左右確認」とは、やたら左右を確認する癖のことである。確かに安全だ。おかげで原チャリで事故ったことがない。
一体どこが風変わりかというと、エレベータや扉から出るときにも、やたら左右を確認する。なんだ、普通じゃないかと思うかもしれないが、それがエレベータの中や扉の中に入るときも同様だとしたら、どうだろう。狭いエレベータには左右を確認しても誰もいないのはあきらかだし、誰もそんなことはしないだろう。これはもう人や車が来るとかそういう問題ではなく、「スペースの確認を行って自分のいるスペースをより強く認識するために行っている」ということではないかとにらんでいる。それによって安全と安心を得ているのだ。
なお、「左右確認」は、かならず右から左、となっている。こんな所では正確なくせに、いざとなると左右がわからなくなるのだから困った物だ。
おわり。(1999/3/23)
Grand Circus / hiroyuki shoji 1997-1999 : <shoji@sh.comminet.or.jp>