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Facts(4/5) : #026


護身具として・そしてそこからの発展

 護身具といえば武器である。ナイフやスタンガンといった強力なものが頭に浮かぶ。しかし、そういうものは普通の護身具であって、プロはもっと考え抜かれた護身具を考えて持つ必要がある。

 そこで提案するのが「ホチキス」「ステープラー」と呼ばれるものである。ようは相手の手などに、紙などをとめる要領でバチンとやってダメージを与えるわけだが、ホチキス=護身具には更なる効果があって、「ホチキスごときに」という「精神的ダメージ」というのが大きいのだ。似たような出来事に「噛みつかれる」というのもある。プロはやはり、あらゆる方向からダメージを与えることを考えなくてはいけないのだ。

 話は全く変わって、ホチキスのあの中身の呼び方が未だに決定していないというのはどういうことだろうか。「ハリ」「シン」「タマ」がだいたいの呼び方だが、この呼び名というのはだいたい学校で学習するらしく、地方による違いとかはあまりないらしい。他人との意思の伝達の時には、この呼び名の違いを注意しなければならない。もし、相手の呼び名と違う呼び名で言ってしまうと、相手の性格によっては険悪な状況が生まれないこともない。

 僕の場合は、「ホチキスのハリ?シン?タマ?とって」「ホチキスのやつとって」などと非常にあいまいではあるが、確実そうな方法で呼ぶことで解決しているが、これはあくまで妥協案である。一刻も早く呼び名を統一してほしいものだ。

おわり。(1998/8/28)


Grand Circus / hiroyuki shoji 1997-1999 : <shoji@sh.comminet.or.jp>